以前の恋人と今の恋人、つい比べてしまうことってありますよね。
しかし、これは恋愛では避けた方がいい行動です。なぜなら、比較することで現在の関係が悪くなることもあるし、自分自身が苦しむことにもなりかねません。結局、比較から得られるものは何もないのです。
過去の恋人のことをどれだけ考えても、それはもう過去のこと。過去に囚われている状態は、むなしいだけです。
ここでは、元カレ・元カノと今カレ・今カノを比べない方が良い理由と、どう考えればいいのかについてお話しします。
交際相手の比較はNG
もし今の恋人が初めてのパートナーなら、この心配は不要です。しかし、そうでない場合、つまり以前に恋人がいた人は、注意が必要です。
前の恋人と今の恋人を比べる癖がある人は、特に気をつけましょう。相手や周囲に比較するような発言をしている人はもちろん、心の中で比べてしまう人も同様です。
それでは、各ポイントについて説明します。
パートナーにとっては不快なこと
まず、現在の恋人にとって、前の恋人と比べられるのは心地よいものではありません。ほとんどの人が不快に感じるでしょう。(もちろん、気にしない人も中にはいますが。)
特に、悪い意味で比較されたときの不快感は、非常に強いものがあります。たとえ悪気なく言ったとしても、言われた方は不快でしかありません。
「前の恋人はこんなことができたのに」や「前の恋人はこれを許してくれたのに」といったネガティブな比較をしてしまうと、事実であっても相手は嫌な気持ちになるのです。
そうした言動が続けば、最悪の場合、現在の恋人との関係に亀裂が入り、破局に至ることもあります。もしも相手の感情を気にもせずにネガティブな比較ばかりしているのなら、すぐにやめるべきでしょう。
ポジティブな比較も控えるべき
過去の恋人との比較がポジティブなものであっても、それが必ずしも良い結果をもたらすわけではありません。前の恋人の話題が出るだけで不快に感じる人もいますし、何度も比較されると、「まだ前の恋人に未練があるのでは?」と感じさせてしまうことがあります。
また、以前の恋人を悪く言うことは、今の恋人を褒める意図があっても、性格が悪いと思われたり、将来自分も同じように言われるのではないかと不安に感じさせることがあります。
過去の恋人の悪口を聞くこと自体、多くの人が不快に思います。過去の恋人の話が頻繁に出ると、未練があるように見えるリスクもあります。
たとえ良い意味での比較であっても、できるだけ避けた方が無難です。
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未練を手放せなくなるかも
元カレ・元カノと今カレ・今カノを何度も比較していると、それがポジティブな内容であれネガティブな内容であれ、以前のパートナーを忘れることはできません。この状態になると、自分自身の中の未練を消し去ることが難しくなり、それが現在の関係にも影響を及ぼすことがあります。もし本当に未練があるままに別れているのなら、それを引きずり続け、結果として自分自身が苦しむことになるでしょう。
過去を引きずらないためにも、昔の恋人と今の恋人を比較しないことが大切です。終わったことは終わったと割り切り、心を新たにすることが重要です。この点を忘れずに心に留めておきましょう。
今の恋人は全く別の人
前の恋人が特別な問題を抱えていた場合を除き、たいていは今の恋人と比較して前の恋人の良かった点が見えてくるものですし、その逆も同様です。しかし、これは人間ならではのことで、誰もが独自の個性を持っています。人はロボットではなく、誰もが完全な「上位互換」のような存在ではありません。
だからこそ、どうしても心の中で比較してしまうことがあったとしても、「前の恋人と今の恋人は違う人間だ」としっかり自分に言い聞かせることが大切です。また、比較するような発言を繰り返さないよう注意することも重要です。
前の恋人も今の恋人も、それぞれが異なる個性を持つ別々の人間です。その違いを受け入れることが大事です。このことを忘れないようにしましょう。
ネガティブな比較がやめられない場合はどうする?
どうしても以前のパートナーの方が良かったと比較してしまう場合、今の恋人と別れるしかないでしょう。
今カレ・今カノと付き合い続けながら前の恋人を思い続けるのは、相手にも失礼であり、自分自身も苦しむことになるため、関係が終わる可能性が高いと言えます。
元カレ・元カノに対する感情が消えない場合は、今の恋人と別れ、恋愛から距離を置くことを考えるのが良いでしょう。
一方、以前の恋人とまだ可能性がある場合(激しい喧嘩別れでなく、相手も拒否していない場合など)、復縁を考えるのも一つの選択です。特に前の恋人を忘れられないほどなら、この選択肢も考慮に入れる価値があります。
この場合、今の恋人との関係はきちんと終わらせてから行動してくださいね。
まとめ
元カレ・元カノと今カレ・今カノを比較することは基本的には避けるべきです。この行為は何も良い結果をもたらしませんので、自分自身のため、また相手のためにも意識して避けましょう。